ロイターによると、Appleは2月の中国市場で最悪の減益を記録しましたが、3月に中国で約250万台のiPhoneを出荷したことでわずかに収益が増加したと伝えています。
Appleは、2か月のiPhoneの販売台数は50万台未満であり、移動と輸送が抑制されています。2月にはiPhoneの販売台数が60%近く落ち込んでいました。
携帯電話会社各社は、一般的に制限が最近緩和された中国で需要が回復することを期待しており、今後数か月にわたって海外市場の下落を緩和する方法として売上高を増やすことを目指すものとみられます。
一方、中国国内のキャリア各社が消費者の需要が低迷している時期に、需要を高めるべくAppleのiPhone 11を割引をして提供しているようです。
先例としては2019年の初めに、iPhone XSおよびiPhone XRに同様の割引をしていたことがあり、これは予想よりもiPhone Xからのアップグレードが少なかったことにより、Appleが2019年度第1四半期の収益ガイダンスを引き下げた直後に行われており、基本的にAppleの収益が下がると割引が行われる格好となっています。