日経によると、Appleは、「iPhone12」の発売の延期を検討していると伝えています。
数ヶ月の発売延期か、または最悪の場合2021年発売とも
今年発売が予定されている「iPhone 12」と呼ばれている5G iPhoneは、日経の報告によると発売は9月の予定と予測されていましたが、Appleは発売を数か月延期するかどうか検討しているとのこと。
これについてAppleは製造スケジュールの遅延に加えて、コロナウイルスによる発売延期による消費者との信頼関係の面で顧客の需要の減少を懸念しているようだ、とも伝えています。
現在のところ、iPhone 12では4つのモデルラインナップの発売を予想しています。Appleは5.4インチのiPhone、6.1インチモデルと6.7インチモデルをリリースすると考えられており、iPhone12はすべてOLEDディスプレイを搭載し、5Gセルラーネットワークがサポートされる予定とされています。
また、iPhone11 Proの後継となる2つのハイエンドモデルは、リリースされたばかりのiPad Proで導入されたものと同様に、トリプルカメラシステムとライダーセンサーを備えるとされています。
レポートによると、サプライチェーンの課題と顧客の需要の低迷が組み合わさることで、Appleは「月単位で」電話の発売を延期する可能性があり、さらにはコロナウイルスの影響でAppleが製造元工場に社員を中国に派遣できなかったことも影響しているとのこと。
日経がアプローチしたとある有力な情報筋の話によると、プリント回路基板に関連するコンポーネントのサプライヤーは、「スケジュールどおりの6月ではなく、8月末までにAppleの新製品の発売に合わせて大量の出荷を開始するように、との要請が通知された」と語ったとのこと。さらに「このスケジュールの変更はごく最近行われたものであり、したがってiPhoneの量産体制も数か月間遅れることを意味する可能性がある。」ということです。
また、報告書によると最終決定は5月までに行われる予定とされ、最悪の場合、iPhone12のリリースは来年2021年にズレ込む可能性も否めないのかもしれません。