台湾メディアのDigTimesによると、iPhone12(仮)では5.4インチ、6.1インチ、6.7インチの3サイズのモデルが展開されると予想れていますが、この中の5.4インチモデルのディスプレイには中国BOE社製のOLED(有機EL)ディスプレイが搭載されると伝えています。
5.4インチモデルのみ中国BOE製ディスプレイが搭載か
アナリストのMing-Chi Kuo氏によれば、5.4インチモデルが1台、6.1インチモデルが2台、6.7インチモデルが1台という内訳でOLED(有機EL)ディスプレイを搭載する4種類のiPhone 12(仮)が今秋リリースされるとされています。
これらすべてのデバイスでは5Gをサポートすることが予想されており、デザインもiPad ProやiPhone 4のような平らなスクエアエッジの新デザインになるとみられています。
また最小サイズとなる5.4インチのiPhoneは、Appleがこれまでノッチ付きディスプレイ(ホームボタンのないモデル)で提供してきたなかで最小となります。
5.4インチモデルには機能が省略される可能性も
ちなみに現モデルのiPhone 11 Proは5.8インチのディスプレイ、iPhone 11 Pro Maxでは6.5インチのディスプレイが搭載されています。5.4インチのiPhoneはノッチ、より薄くなったベゼルとホームボタンの廃止により4.7インチのiPhone 8よりもさらに小さく大きな画面という印象となります。
フラッグシップとなるiPhone 12(仮)シリーズでは、3Dセンシング用のToFセンサーを備えたトリプルレンズカメラを搭載すると予想されていますが、最小サイズとなる5.4インチモデルでは、デュアルレンズとなり3Dセンシングは搭載されないといううわさもあります。
