◇ 拡大するインド「スマホ」市場 インド製iPhoneでデバイスの低価格を強調
Appleは昨年6月にインドでiPhone 6を製造し始めた。AppleのサプライヤであるWinstronは、同年3月にインドでiPhone工場の承認を初めて受け、国内でiPhone SEの生産を開始していた。
新しい「Made in India」 iPhone 6s広告キャンペーンは、Varun KrishnanがTwitterで最初に発見。Appleは、iPhone 6sがユーザーに4Kビデオ付き12MPカメラ、Retina HDディスプレイ、A9プロセッサ、そして「長寿命」(The Vergeより)を提供するとしている。
Appleはインド政府によって課された輸入税を回避する方法として、「Made in India」イニシアチブを使用。
しかし、当地での製造に焦点を当てているにもかかわらず、Appleはインドでは不振気味だ。
同社は、ブランドイメージを向上させる方法として、今年初めに日付の古いiPhone 6の販売を中止し、さらにAppleのインドチームは、昨年、リストラを行い、元NokiaのエグゼクティブAshish Chowdharyをインド事業の責任者に任命している。
AppleとTim Cookは、インドのスマートフォン市場が拡大していることを非常に強気に見ていたが、最近のデータによると、Appleのインド市場におけるシェアは非常に少ない。
Appleはインド国内でApple Storeをオープンするための承認を得るために、インド国内生産で30%の製品製造要件を満たすため、今後インドでの市場開拓に力を入れていくとみられている。