◇ Apple Cardの実物写真が早速公開されてしまう
週末にかけて、Benjamin GeskinがTwitterに投稿し、Appleの従業員が半プライベートベータ版の一環として独自のブランドのApple Card(クレジットカード)を受け取っていると公開した。
¿Se ha photoshopeado su nombre en la tarjeta? 🤨
Se ha photoshopeado su nombre en la tarjeta. 🤦🏻♂️ https://t.co/4OXAkHuFo6
— ████████ rus (@CristianRus4) 2019年5月12日
Geskinはカードの写真を投稿する際、情報提供者の身元に配慮し、その刻印された名前の上からフォトショップで自分の名前に加工している。
ちなみに顧客がApple Cardを受け取るときには、公開ツイート画像にあるように、鮮やかな色の包装で発送されるようだ。カードを有効にするには、ユーザーはWalletアプリを開き、Apple Cardパッケージに埋め込まれたNFCタグの近くにiPhoneを置くことで有効化されるしくみだ。
これにより、Walletアプリですでに設定されているデジタルApple Cardクレジットカードが実際の物理カードと関連付けられる。

◇ チタン製のシンプルなデザイン
物理的なAppleカードはチタン製で、Appleは顧客の名前を金属に刻印する。このカードには、有効期限や口座番号など、他の印刷された識別特性はなく、カードの前面には、所有者の名前、チップ、およびAppleのロゴのみが記載されるシンプルなもの。カードの裏側には、提携するマスターカードとゴールドマンサックスのロゴが描かれている。
しかしながらAppleはApple Card取引自体はApple Payを使ったデジタルカードとしての取引を主体とし、この美しいチタン製の物理カードは、非接触型の取引機能がない場所で商品を購入するための支払い方法として機能する、あくまで補助的なカードとしている。
なお、一般向けにはアメリカで今夏発売が予定されている。