沿岸水域で植生するマングローブは陸上の木の10倍もの炭素を吸収する。
そのため、Apple は昨年、コロンビアのマングローブ修復プロジェクトに投資していると発表。同社は今日のアースデイにおいて、環境プロジェクトについて報告した。
Apple、11,000ヘクタールのマングローブ林を保護し再生するプロジェクトを支援すると発表
マングローブの木は「地球上のあらゆる場所の中で最も密度の高い炭素貯蔵庫である」と、このプロジェクトに関してAppleと提携している非営利組織「Conservation International」の最高経営責任者であるM. Sanjayanは「実際にあなたの一生の間に温暖化を変えたいならば、それからマングローブの破壊をやめ、再生することが最大の方法の1つだ。」と述べている。
Conservation Internationalは、失われたマングローブ林から毎年10億トンもの二酸化炭素が放出されていると推定。これは、2017年のアメリカの自動車、バス、航空機、およびボートからの年間総排出量に相当するという。
Appleが資金援助した事業は、堆積物に閉じ込められた炭素の分析を行い、植物を保護するためのインセンティブを開発するもので、iPhoneリサイクルプログラムにおいて2015年と比較して35%低い二酸化炭素排出量を達成、実に4倍の成果だ、と発表した。